会長方針

平成28年(2016年)に、旧青年部の皆様が立ち上げた新生青年部は、私が会長を務める令和4年度で7年目を迎えようとしています。 私が青年部に入会したのは、発足間もない頃だったため、もう6年近くお世話になっていることになります。この間、数多くの活動を通じて、数多くの人達と出会い、そして数多くの仲間を作ることが出来ました。また、数多くの刺激を与えてもらう中で、私自身の知識や技術だけでなく、人間性についても大きく成長させてもらいました。

私を成長に導いてくれた青年部は、現在、準会員を含め会員数が36名となっており、非常に大きな組織となっています。しかしながら、2年後の令和5年度には、そのうち8名が卒業を迎え、これと同時に、現在も組織運営の中核を担って頂いている旧青年部メンバーが全員いなくなります。私はこのことに大きな危機感を感じています。会員数、そして組織運営の両面で危機を迎えていると言っても差し支えないのではないでしょうか。

今後、青年部が取り組むべき課題は、来たる世代交代に向け、新たな中核メンバーを育成すること、そして会員減少対策として新規会員を勧誘することです。また、この新たなメンバーが取り組みやすく、参加しやすい組織運営、事業運営のあり方も今一度検討していく必要があると考えています。このことから、今後の青年部の活動方針を次のように掲げさせてもらいます。

- 埼装協青年部をサスティナブルな組織へ -
世代交代に向けた会員の育成と拡大、そして運営の仕組み化とみえる化

令和4年度・5年度の2年間は、世代交代に向けた準備期間と捉え、この活動方針に沿って運営していきます。そして、よりよい形で次世代にバトンタッチしていきます。これは、この青年部の過渡期に、会長という責任ある職位を拝命し、舵取りを任された私の大きな使命だと思っています。

もちろん私一人の力では何もできません。これからも、多くの仲間と一緒に考え、ともに支え合いながら、これらの責務を全うしていくことを、ここに誓います。